お知らせ

夏休み高校生1日医療職体験

諏訪共立病院と関連施設では、医療職をめざす高校生のサポートをしています。高校生1日医療職体験は夏休みの恒例企画です。今年の夏は32名の高校生が病院や施設に足を運んで、医療・介護の現場を学びました。

医師体験感想より

外来では短い診察時間の中でも、医師や看護師、その他の専門職の人たちが協力して患者さんを診ていて、チーム医療がどれだけ大事か感じることができました。また、訪問診察では様々な問題を抱える患者さんに会いに行きました。普通に話ができない患者さんや、治療を嫌がっていた患者さんもいましたが、どんな状況においても、「大丈夫だよ」「すごく良いよ」と優しく声をかけて患者さんを不安にさせないことが何より大切だと感じました。

看護師体験感想より

同じ看護師でも様々な役割、担当があることを初めて知りました。小児科ではリハビリの患者さんがつくった折り紙で子どもたちが遊んでいて、科を越えたつながりも感じました。また、病棟では入院患者さんとお話をして、人生でとても大切なことを教えてもらって良い経験になりました。

訪問看護体験感想より

実際に患者さんのお宅に伺うことで日頃どんな生活をしているのかを自分の目で確認することができ、より患者さんの背景がわかるなかで看護をしているのだと思いました。ご家族と看護師との信頼関係も感じることができ、患者さんだけでなくご家族と話をすることの大切さ、看護師の態度を学ぶことができました。

薬剤師体験感想より

薬局の中にはお薬が何種類も並んでいて、薬剤師はこの量のお薬を全部覚えていると知ってすごいと思った。1セットのお薬をつくるのに何人もの薬剤師がチェックに入って、間違えないようにしているのだとわかりました。今回の体験を通して、薬剤師への興味がより深まりました。

放射線技師体験感想より

放射線を使う検査にもたくさん種類があって、必要に応じて白黒の画像から体内の状態を読み取ることや、医師や看護師と連携して医療を行うことは、大変そうだけどやりがいもありそうだと感じました。

リハビリセラピスト体験感想より

仕事の見学だけではなく、体が不自由になったと仮定して体を動かしてみて、患者さんがどういう感覚なのかも体験できてよかったです。治療中も患者さんとお話ししながらやっていて、温かい感じがしました。

介護士体験感想より

全員がいつも明るく元気で笑顔が絶えないところがすごく印象に残りました。たくさんの方と関わって、お話ができてすごく楽しかったです。