諏訪共立病院 リニューアル建設資金へのご協力のお願い
~特定協力借入金•金利アップキャンペーン特別期間~
日頃より、諏訪共立病院をはじめとする南信勤医協の運営に温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。このたび、諏訪共立病院では10月より改修工事を開始しました。建築資材などの高騰により、全面リニューアルは見直しましたが、雨漏り修繕・外壁補修など、必要最小限の改修を行う大規模工事となります。工事期間は来年3月末までの予定です。
ご支援のお願い
今回の工事費用は、「南信基金」「特定協力借入金」「ご寄付」など、泉の会会員の皆さまのご協力によって支えられています。地域医療を守り続けるため、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
病院リニューアル 寄付
- 募集金額:1億円
- 募集単位:1口あたり1,000円
- 特典:50万円以上のお申込みで半日ドック無料券を2枚贈呈(1枚33,360円相当、10年間有効)
※当寄付は、確定申告の際の寄付金特別控除は受けられませんので、予めご了承お願いいたします。
病院リニューアル 南信基金(地域共同基金)
お利息は無利息ですが、お利息も協力していただける方、ぜひご協力をお願いいたします。
- 募集単位:1口あたり1万円以上
- 借入期間:5年または10年(無利息)
- 特典:50〜99万円のお申込みで半日ドック無料券を1枚贈呈
100万円以上のお申込みで半日ドック無料券を2枚贈呈
(1枚33,360円相当、借入期間内有効)
特定協力借入金 病院リニューアル資金
金利アップキャンペーン期間 2025年11月1日~2026年6月30日
- 募集単位:1口あたり1万円以上(おひとり限度額500万円)
- 借入期間と利率:
10年満期 年利0.6% → キャンペーン金利 0.7%(単利)
5年満期 年利0.5% → キャンペーン金利 0.6%(単利)
3年満期 年利0.35% → キャンペーン金利 0.5%(単利)
※特定協力借入金:満期日にはお手続きが必要になります(満期日1ヶ月前に通知をお送り致します)。満期日以降、自動継続は致しませんので、お手続きをされない場合は再契約となりません。また期日前、途中解約のお利息はつきません。満期を迎えた時に上記お利息がつくことになります。満期日以降に新たにご協力いただける場合につきましても、お手続き完了日が契約日であり、満期日に遡っての契約は致しませんので予めご了承下さい。(2016年6月1日改正)
※南信基金、特定協力借入金を新規に契約いただく場合、健康クラブ泉の会会員ではない方には、会に入会していただきますのでご了承下さい。尚、ご契約(ご解約)の際、ご本人確認のため、身分のわかるものをご持参下さい。(免許証、保険証等)
- 新病院建設基金(寄付は除く)を新規にご契約いただく場合、健康クラブ泉の会に入会をお願いしております(1世帯年1,000円)。予めご了承下さい。すでに入会されておられる方は改めて入会する必要はございません。
- この南信基金などは医療機関債とは異なります。
お問い合わせ先
社会医療法人 南信勤労者医療協会 法人総務課
TEL:0266-28-3071 メール:somu@skhp.or.jp
お取扱時間:月~金 10:00~17:00(祝日・お盆・年末年始を除く)
諏訪共立病院大改修の基本方針(計画の変更)
1. 病院大改修の目的
諏訪共立病院では、患者さんの視点を重視し、安全で快適な医療環境を提供するため、改修工事を行います。全面的なリニューアルを予定していましたが、物価の高騰や資材・建築費用の上昇により、今回は必要最低限の改修にとどめることとなりました。病棟、病室などの雨漏りによる天井や壁、床、サッシなどが改修対象となり広範囲となる工事です。この改修工事は、当病院施設が最低10年以上は維持できるように大規模に実施することになります。患者さんの療養環境を整えつつ、引き続き医療サービスの質を向上させることを目指しています。この改修が進むことで、約10年後の全面的なリニューアルに繋げていきたいと考えています。
2. 基本方針
- 患者の視点を重視:
改修工事においては、患者のニーズや意見を最優先に考慮し、工事の進行にあたっては患者さんの快適さと安全を確保します。 - 最低限の改修工事:
必要な改修工事を実施するとし、工事期間中の患者への影響を最小限にすることを目指します。具体的には、以下の項目を優先的に実施します。
- 患者の移動経路の確保
- 医療機器の安全な設置
- 清潔で快適な病室や外来等の整備
3. 工事の進め方
- 工事計画の策定:
工事の内容、スケジュール(約1年)、影響範囲を明確にし、患者さんやスタッフに事前に周知します。 - 患者さん・ご家族への情報提供:
工事の進行状況や変更点について、定期的に患者さん・ご家族に情報を提供し、安心感を持っていただけるよう努めます。 - 工事中の配慮:
工事中は、騒音や振動を最小限に抑えるための対策を講じ、できるだけ患者さんの快適な入院・通院環境を維持します。ただ、工事中の騒音につきましては、完全に抑えることができない期間があることをご理解下さい。
4. 患者の意見の反映
- フィードバックの収集:
改修工事に関する患者の意見や要望を収集し、工事計画に反映させる仕組みを設けます。具体的には、直接職員へのお伝えいただくことやご意見箱の利用により収集いたします。 - 参加型の取り組み:
改修工事に関し、健康クラブ泉の会への説明を行うなど、意見を述べる機会を設けます。
5. 安心して医療を受けられる環境の整備
当院は、患者さんの視点を大切にした改修工事を通じて、より良い入院環境をはじめとする全ての療養環境の整備を目指します。大規模の改修工事になりますが、患者さんの負担を軽減し、安心して医療を受けられる環境を提供いたします。この改修により、病院施設は少なくとも10年以上は維持できるものとします。
6. 医師増員と診療報酬再改定で地域医療を守ろう
今回の改修工事の計画変更の主な理由は、物価や資材、建築費用の高騰によるものです。また、それらを支える経営が厳しい状況に直面しています。この経営を守るためには、診療報酬を適切に引き上げるよう要求する必要があります。
今、日本の医療・介護は、医師・医療介護従事者の不足とかつてない経営困難で危機的状況を迎えています。この2つの問題について、事業所あげて、地域に足を踏み出し連帯を広げ、国民的な世論に高めて、困難を突破することが求められています。今年度の診療報酬改定について、今年9月の福祉医療機構が行った病院経営動向調査、さらに3病院団体(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会)が行った調査でも、経営状況が急速に悪化していることが明らかになり「病院経営の危機的状況に対する救済措置・財政支援の要望」を発表するに至っています。また日本病院会(相澤孝夫会長)、全日本病院協会(猪口雄二会長)、日本医療法人協会(加納繁照会長)、日本精神科病院協会(山﨑 學会長)の4団体連盟で、「病院への緊急財政支援についての要望(2024年10月提出)」を厚労省あてに陳情を行っております。全日本民医連も「経営危機を服し、地域医療を守り抜くために、今こそ『オール地域』で『たたかい』の前進を」と呼びかけて、アンケートと診療報酬再改定を求める団体署名に取り組んでいます。



