ナースの扉

看護部ご案内

看護部理念

看護部職員は患者さんの人権を尊重し、
患者さんの立場に立った質の高い看護介護サービスを提供できるように努めます。
そのために謙虚に患者さんから学び、自己研鑽に努めます。

2004年9月策定
2016年1月改定


看護部方針


地域の方に必要とされる法人の職員として、いのちの平等にこだわり、
一人ひとりを大切にする看護の実践に取り組みます。
そのために謙虚な姿勢で患者さんから学び、社会に目を向けて、日々成長できるよう努力します。


先輩看護師からのメッセージ

急性期から慢性期、在宅まで幅広く携われます。

自己紹介をお願いします。

諏訪共立病院の透析室に勤務している齊藤です。

所属部署の良いところややりがいを教えてください。

透析室はワンフロアに多くの患者さんと医療スタッフが一堂に会します。そのため、スタッフ間の情報共有が密です。判断に迷った時など気軽に相談ができるところが良いところです。
また、患者さんは長い経過をたどり1日おきに透析をしに来院されるので、継続して患者さんとの関係性を築くことができます。そのためより患者さんのニーズに合った看護が提供できることにやりがいを感じます。

就職を考えている方へのメッセージをお願いします!

透析室で看護師として働くと専門性が高められることは勿論のこと、急性期から慢性期、在宅まで幅広い分野に携われ、様々な疾患について学ぶことができるやりがいのある職場です。ぜひ一緒に働きましょう!

透析室 齊藤さん



より良い看護を考えながら日々働けています


自己紹介をお願いします。

諏訪赤十字看護専門学校卒の2年目です。一般病棟で看護師をしています。

所属部署の良いところややりがいを教えてください。

悩むことや不安なこともありますが、先輩方が丁寧に質問にこたえてくださったり、相談にのってくださったり、より良い看護を考えながら日々働けています。

就職を考えている方へのメッセージをお願いします!

一緒に看護が出来ることを楽しみにしています。

一般病棟 渡邉さん



子どもの成長に合わせて無理をせず働くことができる職場です


自己紹介をお願いします。

諏訪共立病院に勤務して14年目です。子育てをしながら回復期病棟で働いています。

所属部署の良いところややりがいを教えてください。

一日の仕事を無事終えたとき、今日も一日頑張ったと充実感を感じることができます。スタッフみんなで声を掛け合い、協力し合い、楽しく働くことができています。

子育てしながら働くことの大変さや両立するための工夫を教えてください。

子どもが保育園の頃は送り迎えがあったり、熱を出すこともあったので仕事を制限させてもらいながら働いていました。職場の方々のサポートや理解があり、大変だと思うことは少なかったです。子どもの成長に合わせて無理をせず働くことができる職場だと思います。子育てと仕事を両立している自分を褒めてあげることも大切だと思います。

回復期リハビリ病棟 五味さん


教育・研修プログラム

看護教育理念

民医連看護の3つの視点、4つの優点を基盤とし、疾病の予防、急性期、慢性期、在宅療養に至るすべての健康段階で専門的知識と技術を生かした質の高い看護、介護を実践できる職員を育成します。

3つの視点:患者の立場に立つ、患者の要求から出発する、患者とともにたたかう
4つの優点:総合性、継続性、無差別性、民主性、人権を守る運動

看護部が目指す看護師像

  • 基本的知識、技術を活用し、自由な発想で看護展開ができる看護師
  • 自分の将来的ビジョンを描ける看護師
  • 疾病だけでなく患者の全体像を描ける看護師
  • 幅広い視野で予測的判断を持ち看護実践をすることができる看護師


看護教育目標


① 疾病の予防、急性期、慢性期、在宅療養に至るすべての健康段階で専門的知識と技術を生かした質の高い看護、介護を実践できる職員を育成します。

  • クリニカルラダーレベルIは入職後1~2年以内、レベルⅡは3~4年以内、レベルIIIは5~6年以内で取得します
  • クリニカルラダーⅢ以上では、自分の将来的ビジョンを描き、主体的に学習します
  • クリニカルラダーとプリセプターシップを導入しOJTとoff-JTを組み合わせた教育を実践します
  • 病院業務だけでなく、在宅事業所体験や地域活動へ参加し、シームレスな看護、介護を学習します

② 3つの視点、4つの優点を基盤とした民医連看護の実践者を育成します。

  • 患者、医療を取り巻く社会情勢を学習します
  • 「民医連綱領」「民医連のめざす看護とその基本となるもの」の学習を深め、看護、介護活動に生かします

③自分の将来的ビジョンが描ける看護師を育成します。

  • 個人目標を持ち、それぞれの地位と役割に応じたキャリア開発や、看護実践を通し常に自己成長をめざすします
2019年7月よりクリニカルラダーを導入しました。

クリニカルラダーとは、看護師の実践能力を段階的に表現し、各段階で期待される能力を示し、組織が教育によって支援するシステムのことです。諏訪共立病院では日本看護協会のクリニカルラダーを基礎に、諏訪共立病院・民医連がめざす看護を実践できる看護師育成を目的としたラダーを作成しました。



新人教育

  • 基本的知識、技術を習得するためにOJTとoff‐JTを組み合わせた教育を実践します
  • プリセプターシップ:新人看護師1人につき1人の指導看護師が現場での実践指導に当たります
  • 集合研修:基本的知識、技術を集合研修で学習する
  • 新入職看護師技術研修、BLS、挿管研修、人工呼吸器研修…


現任教育


  • 専門職業人としての自己啓発、自己研鑽を支援するため、クリニカルラダーを活用し看護実践能力を高めます
  • スペシャリスト、ジェネラリスト、管理の育成


キャリアアップ支援


  • 院外研修・学会等参加支援
    キャリアアップのための学会、研修参加を職務の一環として参加が可能。費用支援も行っています。
  • 認定管理者、認定看護師等各種資格取得支援
    スペシャリスト育成のため、「職員修学貸付金」「認定看護師資格取得修学貸付金」を設けています。

制度教育

制度教育は、日常の医療活動の諸問題・諸課題を理論的・体系的に整理して職員の一段高い認識をかちとり、民医連綱領の理念を真正面から系統的・理論的に学ぶことのできる有効な場です。制度教育は職種をこえた階層別の集合教育を基本とします。



制度教育内容


  • 就業規則、労働協約、労働法規、最小限の医療法規
  • 職場での仕事と院所のしくみ
  • 民医連の紹介 歴史・性格・構成・規模
  • 法人、院所の歴史と存在意義
  • 医療人の心構えとマナー
  • 患者と病人は同じか~医療保障のしくみ
  • あなたの労働はどう評価される~診療報酬のしくみ
  • 患者の人権
  • 民医連綱領と民主主義
  • 民医連の医療観・患者観
  • 日本と世界の社会保障の歴史と現状
  • 私たちと日本国憲法
  • 世界の中の私たちと真の国際連帯・国際貢献
  • 共同組織とはなにか
  • 経営活動の基礎知識
  • 医療をめぐる情勢の特徴
  • 医療・経営・運動体としての民医連
  • 医療とは何か~医療史・医療概論
  • 民医連綱領のめざすもの
  • 医療と行政・政治の密接な関連
  • 科学的な考え方~自然にも社会にも法則がある

看護師再就職支援研修

【看護の資格を活かして人の役に立ちたい】 の気持ちをサポート

そんなあなたにお勧め

  1. 仕事を離れてしばらくたち、復帰には不安が。医療現場の雰囲気に触れてみたい。
  2. 今どきの医療はどこが違うの?正しい知識と技術、物品。医療安全や倫理って?
  3. PCが苦手!電子カルテの初歩から記録入力や操作を学びたい。
  4. 同じ立場の人と再就職のことなど気持ちを聞いてみたい。
  5. 再就職や子育て中の先輩に実際の体験、すぐに役立つアドバイスなど聞きたい。

研修の特色

  1. 当院は患者さん、利用者さんの立場に立った、誰もが安心してかかれる地域の 病院であり、ゆったりと温かな雰囲気で研修出来ます。
  2. 高齢者、在宅生活の困難な方への援助の実績があり、実際的な研修が出来ます。
  3. ダミー、DVDなどの技術演習から開始し、病棟実習に無理なく移ることが出来ます。
  4. 研修時間外の職員学習会やe―ラーニングの学習会にも参加出来ます。

今年度の内容・プログラム概略



内容 方法 科目・詳細 担当
講義 DVD
PP
医療安全・感染対策・個人情報保護・医療倫理
・終末期ガイドライン・倫理関係の事例
総師長
教育師長
病院紹介 当院の特色・地域での役割
院内各部署見学と説明
教育師長
部署担当者
薬剤 院内薬局の業務と薬剤の安全管理 薬局長
実技・演習 シュミレーター
ダミー
採血・注射・点滴・ポンプ・吸引・酸素療法・導尿
膀胱留置カテーテル・経管栄養
電子カルテの説明と実技
総師長
教育師長
SE
病棟実習 病棟の薬剤の準備と患者実施・
電子カルテの認証と管理
患者への配慮・トランスファー・
経管栄養・患者対応
看護部長
交流とまとめ 研修の感想、就職への不安などお茶会で交流
病棟の再就職・子育て中の先輩ナースとの交流
看護部長
総師長
研修外 職員学習会 在宅用レスピレーター学習会 「接遇の知識とスキル」
e-ラーニング学習会「インスリンと血糖」
メーカー
ME
教育師長

再就職研修を受けた看護師の声

 13年ものブランクがあり、諏訪共立病院で再就職支援研修に2回参加させて頂きました。基本的な看護技術を動画で見たり、ダミー人形で何度も練習させてもらったり、病棟の患者さんと接する機会までつくって頂きとても有難かったです。電子カルテについても、実際に入力の仕方を実習するなど、入職後に大変役に立ちました。再就職した方のお話にも励まされました。
 まだ仕事も遅く手際の悪いところがたくさんありますが、周りの先輩方に助けて頂きながら頑張っています。ブランクが長く、再就職の一歩が踏み出せずにいましたが、こうやってもう一度看護の仕事に就けた事を嬉しく思います。

(皆川看護師)


 再就職支援に参加させていただき、そのまま就職させて頂いて数ヶ月が経ちました。日々必死で過ごした数ヶ月でした。この月日の経験が身についたのかは不安ですが、良かった事も悪かった事も無駄な経験はひとつもなかった気がします。  研修や指導にあたりおせわになった方々ありがとうございました。

(花岡看護師)


 就職を決める際にも、はたして本当に自分が役に立つのだろうかととても迷いました。特に技術面での不安がありましたので、再就職支援研修の制度はとてもありがたいものでした。また、研修を受け、スタッフの方や院内の様子を多少なりとも知ることができた上での就職だったことも不安を軽減できたことのひとつにあります。
 再就職をしてから早5ヶ月が経とうとしていますが、まだまだ慣れない事が多く右往左往している自分がいます。しかし、周囲のスタッフの方は私のペースに合わせ丁寧に教えて下さいます。
 また、まだ小さい我が子や介護が必要な家族がいる中で、勤務時間の相談にものっていただいています。一日も早く自信を持って看護ができるよう、日々勉強して参りたいと思っています。

(金保健師)