看護部

沖縄県民会議から全日本民医連に、辺野古新基地建設に反対する座り込み行動への看護師の医療班支援要請があり今回、長野県民医連から、つるみね共立診療所の小林洋子師長が支援行動に参加しました。手記を紹介します。

2019年2月13日、米軍新基地建設に反対する辺野古キャンプシュアブ前の座り込み行動の医療班として救護活動をしてきました。長野県民医連からは看護師2名が沖縄入りし、沖縄民医連職員の方から救護にあたっての注意事項や辺野古埋め立てが行われる海などの説明を受け、辺野古座り込み行動の場へと移動しその現状を目にしてきました。



当日は、あいにくのどしゃ降りの雨だったため、座り込みの参加者は少なめでした。しかし参加されている方はカッパを着てまでも座り込みをし、辺野古新基地建設の反対運動をしていました。
周辺は厳重な警備体制が敷かれ、物々しい雰囲気でした。キャンプのゲート前には警備員が2列。時間が経つにつれ機動隊が出動し、座り込んで基地建設現場への土砂搬入を阻止する皆さんとの攻防が始まりました。初めて見る異様な風景でした。 
警察車両が先導して、土砂を積んだ大型ダンプカーがずらっと並び、100台以上が道路を占領。搬入時刻になると機動隊員が阻止する人たちを移動させました。それが1日3回行われました。
座り込みをする抵抗しない人を、機動隊員がゲートから引き抜くようにどけました。「あーこれがごぼう抜き?と」思った瞬間でした。
日本の道路にアメリカ軍の車が行き交う中、なぜ今沖縄の辺野古を埋め立てるのか、国の思惑は何なのか?なぜ戦争の土台を作るのか?戦争でたくさんの命をなくしてきた日本で今、何が行われようとしているのか?と思いを巡らせました。
辺野古の海を見た時、青い透き通った静かな海、大きなきれいな海でした。この海に杭を打ち込み埋め立てを行う。最大2兆5千億円もの費用(沖縄県による試算)をかけて新基地を建設するといいます。そのお金があったら、そのお金でもっと豊かな暮らしができるのに、と思います。基地がない長野県は、沖縄の痛みを考えなければならないと思います。
昨年9月の沖縄県知事選挙で、「辺野古新基地建設NO」を訴える玉城知事が圧勝しました。基地がない市町村や地域が増えていかなくてはならない日本でありたいと、常に考えさせられます。
新基地辺野古移転の賛否を問う沖縄県民投票が2月24日に行われます。自分たちの事は自分で決めなければならない、沖縄のことだけではない、自分たちの生活に置き換えても、選挙の1票の重みを感じます。
救護支援を通じて、貴重な体験をさせてもらい、こんなことが沖縄で起きているのかと考える機会をもらえて感謝しています。
(2019・2・13 つるみね共立診療所 小林 洋子)


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